記憶にありませんか?

たしか17,8年前の二時間ドラマ。たしか加藤茶後藤久美子が主演で、顔をあわせたこと無い二人が最後に街中ですれ違って終わるドラマ。小学校入る前に観たけど、子供ながらに感動して、すっごい印象が残ってる。以下は四つ上の姉とかなり曖昧な記憶を合わせたもの。

ゴクミがサマースクールの指導員で子供たちと船で離島にキャンプに行くんだけど、そこで作った夕食にボツリヌス菌が繁殖してて、食中毒にかかっちゃうんだ。原因は付け合せだった大根の漬物だったらしく、子供が夕食の準備してるときにその漬物を地面に落としちゃったのに、そのまま拾って洗わずに切り分けちゃったらしいんだ。たまたま食べなかったゴクミは無事だったけど子供たちは食中毒。命の危険があるんじゃないかってときに、帰りの船がくるのはまだ数日先で、電話連絡もできない。そんななかでどうしようってなったときに、外界との連絡方法ができたのは唯一E-mail(どういう経緯でネットできたかは忘れた)。それで、何かのきっかけがあって自宅でパソコン開けてた加藤茶と連絡がとれるわけ。ゴクミと茶はそこで初めて知り合った仲。お互い顔も素性もわからないまま子供を助けるためにメールで連絡をとり始めて、加藤茶からいろんな人たちにネットで子供が食中毒にかかって危険な状態になってるってことが広まって、最終的には船で薬が離島に届けられて子供たちは助かるわけ。ゴクミはじめ力を合わせた人たちは全員顔も(名前も)知らないものどうしで、この先も会うことは多分なくて、それぞれがそれぞれの生活に戻っていくわけ。それで最後は交差点(たぶん渋谷のスクランブル交差点)でゴクミと茶がすれ違う。でもお互い気づくはずはない。

たしかざっくりこんな感じ。たしかね。連続ものだったか二時間ドラマだったか、もしかしたら映画だったかって記憶もかなり曖昧で、ゴクミと茶だったかも疑わしいとこだけど、そのころはパソコン(ネット)が普及し始めるかなってときで、子供ながらに「インターネットってのはすげーんだ」って思った記憶がある。あー気になる。観たい。
覚えている方いませんか?欲を言えば奇跡的にVHS保存してる人いませんか?