どまつり

栄に行ったらすっごい人。今日はにっぽんど真ん中まつりだったんですね。鳴子(拍子木をカスタネットにしたようなもの)を手に、地元民謡をアレンジした曲に乗って50人くらいが1チームになって大津通りを踊り進んでて、何十チーム何百チームってあるんかな、かなり熱気を感じさせられたわ。一生懸命に笑顔絶やすことなく踊ってる姿観てて、今日のためにずっと練習重ねてきたんだって一目でわかったし。
「あーなんかいいな、楽しそう…」
あれ絶対本場直前に集まったとき、「今日はみんな思いっきり楽しんで踊ることにしよう!!」って決め込んで臨んできてるよ。あーもう大好きそういうチームワーク。テレビで高校野球観てても感じてたけど、今日は目の前で見せつけられちゃったよ、‘情熱とひたむきさ’。最近の自分にないものなんだろうな、なんかすっごい羨ましかった。自分も十二分に楽しんできたはずで、大人になれよって話だけどやっぱり憧れちゃいますね。参加までするつもりはないけど、若い世代を見守る親のような気持ちは感じてみたい、なんて。

栄って名だけに愛知県で一番栄えてて、休日は酔うほど人が集まってるんだけど、思ったのはそんな一番栄えてる場所なのに交通規制までして祭りに花咲かせられるのは、地方都市だからこそなんじゃないかなと。確かにこじんまりとした中途半端な都市だろうけど、そんな中途半端なところに密かな愛着があるんだろうなーって思ってしまいました。